ホッと ちょっと いい話
このページは、障がい児者に関わる人びとのいろいろな想いをご紹介するページです。 皆さんにとって何かしらのヒントや元気のもとになり、前向きな気持ちになれる一つのきっかけになれたら嬉しく思います。ぜひ読んでみてください! *機関紙『親の手この手』コラムに掲載の役職名は、原稿記載時のものです。 |
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『大切な歯のはなし』① | |
○ かかりつけの歯科医院はありますか? ○ 継続的に受診していますか? ○ 学校・事業所での歯科検診後、要治療と診断されたら、受診していますか? 上記の質問をされたら、皆さんはどう答えますか? H28年10月までの私の答えはすべて「NO」でした。その結果、我が家の長男(37歳)は虫歯、歯肉炎、なんと奥歯は入れ歯になってしまいました。 「子供の歯が悪いのは親の責任」親として、なぜもっと早くに治療してあげれなかったかと猛省しています。現在は、ほぼ月一回ペースで治療に通っています。通院できるようになったきっかけはH23年から私が前任者と交代して出席させて頂いた会議でした。 名称は「静岡市障がい者歯科保健推進会議」で年3回開催されています。 基本理念は『障害のある方とその家族が歯や口のことで困ることなく健やかに暮らせるまちをつくる』 会議の話し合いの中で毎回感じることは、障がいを持つ本人たちが安心して歯科医院に通い、治療を受け健康な生活を送ってほしいとの出席者の皆様の熱い思いです。そんな思いに動かされ、長男に歯科医院に行くように説得し続けましたが、なかなか首を立てに振りませんでした。そこで「歯のみがき方を見てもらいに行ってみない?」との問いかけにやっとOKしてくれました。なんと5年もかかりましたが、現在は進んで通えるようになりました。私の背中を押してくださったことに感謝の言葉しかありません。これからも「大切な歯のはなし」を掲載していきます。 報告者:石神志津江 【静岡市障がい者歯科保健推進会議 構成メンバー】 県立短期大学、静岡市静岡・清水歯科医師会、県衛生士会、静岡医療福祉センター、 県立こども病院、県立静岡北特別支援学校、いこいの家、つばさ静岡、静岡県作業所連合会・わ、 静岡市発達障害者支援センター「きらり」、静岡市障害者協会、静岡市社会福祉協議会、 静岡市障害者福祉課、静岡市健康づくり推進課、障害者歯科保健センターの先生方および職員の方々、 静岡市静岡手をつなぐ育成会 |