地域の中で当たり前に「共に生きる」ことのできる社会作りをめざして。静岡市静岡手をつなぐ育成会

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コラム ~機関紙より~


*掲載の役職名は、原稿記載時のものです。


 2018.06発行 機関紙「親の手この手」87号より
 

障がい者問題で驚いたこと

 
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我が子は、2014年静岡北特別支援学校南の丘分校を卒業し、静岡市内の就労継続支援A型事業所で毎日頑張っております。これまで私が障害者問題で一番驚いたのは、北特支の教育環境(H30.6.4「静岡新聞」記事)の不備と津久井やまゆり園事件(H30.6.5「相模原殺傷被告手記書籍化」「静岡新聞1面」記事)です。この問題共通している点は何でしょうか?悲しみと怒りを覚えます。
                                                                                               副会長 佐々木隆志


 2018.3.20発行 機関紙「親の手この手」86号より

みんなで話そう!

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就労支援委員会の立ち上げが平成24年5月。当初ジョブコーチをしていたメンバーもかかわりスタートしました。「みんなで話そう」という活動を通して仕事をしている人、これから仕事につきたい人、成人部の人だけにとどまらず学級部の人も将来のことを考え親子で参加してくれました。生活の中で身につけたい事、挨拶、身だしなみ、マナー等を学ぶ場になりつつあり、時にレクリエーションを入れながらと企画し、14回開催しました。ありがとうございました。
                                                                就労支援委員長 紅林吉美


紅林吉美さん





 2018.1.20発行 機関紙「親の手この手」85号より

「休火山でしたね…。」

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一昨年の秋、息子が突然に通所施設でてんかん発作をおこしました。20数年間発作がなく、すっかり安心しきっていました。お医者さんのその時の診察の言葉は「Yくんのてんかんは死火山だと思っていましたが、休火山でしたね。」現在、再服薬となりようやく落ちついてきました。
長期間、病気のことを忘れ、私の生活に息子が合わせることを強いていました。言葉の話せない息子だからこそ、彼の思い・表情・態度を組み取りながら、彼の生活を大事にしていきたいと思います。
                     広報委員会委員長 松永幸枝



松永幸枝






 2017.9.20発行 機関紙「親の手この手」84号より

娘と共に

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養護学級の先生に勧められ、娘が育成会に入会した年にスタートしたエンジョイ。やがて先輩からお役目を引き継ぎ、各講座スタッフの皆様の多大な御尽力に助けられながら継続できています。エンジョイに携わってきたお陰で、親子共に得た「幅広い人脈の絆」は私にとって財産となりました。当時10歳だった娘も昨年嫁ぎ、母となる程の歴史です。ということでエンジョイは今年17歳?今後より一層の輝きを増し、会員さんのよりどころといえる活動になれる様、会員さん総動員でエンジョイを愛し、ご一緒に育てて頂けたらと願っています。
     交流・生きがい創出活動(エンジョイ) 責任者 賀知朝子


賀知さん






 2017.06.20発行 機関紙「親の手この手」83号より

私の長女、梓

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「治療法のない進行性神経難病で、20歳までは難しい」と主治医に言われましたが、それほどショックではありませんでした。複数の病院でいろいろ検査してやっと病名が確定したからです。幼児期には「牛乳、ちょうだい」と言いもし、走りもしました。やがて転び始め、幼稚園は車イスを作って卒園し、当時の中央養護学校で12年。その後、通所施設に12年通い、今30歳。本人との意思疎通は親でも難しいですが、「百万ドルの笑顔」はたまに見られます。寝たきりで色々な医療ケアがありますが、「健康」です。本人が楽しい日々を送ることが、私たちの願い。あと10年でダブルスコアです。

監事 牧野善浴         






 2017.03.20発行 機関紙「親の手この手」82号より

私の娘

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私の娘はウイリアムス症候群です。遺伝子7番目の欠落で色々な特徴を持ちますが感受性が強く、音楽好きで平和を好みます。ところが最近、彼女の言動に変化が出てきました。話をしている中で攻撃的な言葉が増えてきました。経験を積んでいく中で彼女が身につけてきた成長のひとつ?でも、みんなと仲良しを好む彼女がそのことで周りの人とトラブルにならなければいいな。でもそれも成長かな?
                                                                          副会長 勝岡節子


勝岡節子





 2016.12.20発行 機関紙「親の手この手」81号より

心がワクワクする方が答え

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今年度から、授産部長を務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
25歳の長男が小さい頃、一つでも出来ることを増やして行きたい!という想いで、イライラしながら、二輪車の練習をさせたという苦い思い出があります。
他にも頑張りすぎたことに対する後悔が沢山ありますが、最近は、その時に自分が「一番いい!」と、考えてやって来たんだから、それはそれでよかったんだよな~と、思えるようになりました。
さらに最近、自分の心に問いかけてみるという術?を覚えました。「心はなんて言ってる?」「それ本当にやりたいの?」それは、心がワクワクする方が答え。今そう思えるのは、沢山の後悔の賜物です。あなたの心はいかがですか?
                                                                   授産部部長 前島恵美



前島恵美さん

 



  2016.9.20発行 機関紙「親の手この手」80号より

土日はお父さん

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娘が生まれた頃、平日は仕事で帰宅が遅い夫に、少しでも子育てに関わってもらおうと「土日はお父さん担当ね!」と呪文のように言い続け、娘の世話をする夫に「助かる~」「さすがお父さん!」とおだてて褒めた結果、なんとなく『土日はお父さん』が我が家に定着しました。休日は父娘で公園や動物園に行ったり、気がつけば体操教室やサッカー教室に付き添うのは夫の役目になっていました。
娘は現在14歳。思春期真っ只中ですが父を敬遠することなく、母が不在時は二人でラーメン屋・回転寿司等外食を楽しんでいます。
『土日はお父さん作戦』大成功です!そして娘とたくさん関わってくれる夫に感謝です。
                        学級部部長 山下早苗


山下早苗さん





 2016.6.20発行 機関紙「親の手この手」79号より

先輩お母さんの存在

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息子が高校生になりました。反抗期・思春期は終息に向かっているのか…?母の心配をよそに高等部での生活は落ち着いてスタートしています。
小さい頃から縁あって親子で水泳や音楽療法に参加してきました。出会った先輩お母さんや先生方に見守られ、大変な時期を過ごしてきましたが、いろいろなアドバイスを頂き、子どもと向き合う事が出来ました。経験豊富なお母さん方とつながる事は親子を成長させてくれます。
縦のつながりが生まれる場所となるよう幼児部の活動を盛り上げていけたらと思います。
                       幼児部部長 望月ゆかり


望月ゆかりさん





 

  2016.3.20発行 機関紙「親の手この手」78号より

今までを振り返って

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昨年、息子は24歳になりました。静岡北特別支援学校を卒業後5年間、日本平学園で作業をがんばり、育成会から表彰状をいただきました。
思い返せば息子は多動がひどく、学校を脱走して静清バイパスを歩いているところを保護されたり、線路内で静鉄電車を止めたこともあります。現在まで警察にお世話になることが数々…。息子を追いかけるのに毎日必死でした。
そんな息子のためになればとエンジョイ活動、親子バス旅行、花火大会などに参加してきました。これからも親子でお世話になると思いますが、皆様よろしくお願いいたします。
                        施設部部長 櫻井昌子


櫻井





 2015.12.20発行 機関紙「親の手この手」77号より

向き合う

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娘はもうすぐ23歳になる。自然分娩で生まれ順調に育ってくれるものと思っていた。6か月の検診の翌月、夏風邪で入院した深夜に突然危篤状態に陥り、あらゆる検査をした時に先天的で稀な脳神経系の病である事がわかった。
娘の全てを受け止めて向き合えるまでに、とても多くの時間が必要だった。
療育の知識も無い状態から、子育てに悩み落ち込み周囲の人たちの言葉に助けられ惑わされの状態が続き、全ての事が上手くいかずにいた。その度に娘と向き合うことが辛く、自分自身と向き合う事も出来ず、現実から逃げ出したいと思う事もしばしばだった。
ようやくありのままの娘と向き合うことが出来たのは、特別支援学校高等部卒業の間近だった。12年間の学校生活を改めて振り返り、無事に卒業を迎えた娘に、素直に一人の人として向き合おうと思えた。
                         副会長 山梨華子



山梨華子





  2015.9.20発行 機関紙「親の手この手」76号より

この子を産んで良かったと思える日

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高校三年になる息子はダウン症。医師にダウン症と診断された日のショックは今でも鮮明に覚えている。「将来、この子を産んで良かったと思える日が必ず来るわよ。」と育成会の先輩お母さんたちに言われたが、当時は素直に受け止められなかった。しかし、気が付くと今ではそのセリフを後輩お母さんたちに言っている。おしゃべりがあまり得意ではない息子だが、ちょっとした仕草の時、周りの人を気遣っていることがわかり、あったかい気持ちになる。そんな時、私はすごく幸せを感じる。この感覚は知的ハンディを持った子の親でなければ味わえないよろこびなんだと思う。
                         副会長 山田雅子


山田雅子





  2015.6.20発行 機関紙「親の手この手」75号より

ありがとう

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「二男は元気?今何しているの?」久しぶりに会った叔母に尋ねられました。
「お兄ちゃんのことを、小さい時から気にかけていたよね。」
そう言われて思い出しました。昔、多動ですぐに行方不明になってしまう長男を「そっち行っちゃダメ」と泣きながら追いかけるのは、4才違いの弟でした。彼の初めて話した二語文は「ブーブー来た」でも「ワンワンいた」でもなく「にいに、行っちゃう」でした。
それから20数年 紆余曲折。でも、過ぎてしまえば光陰矢のごとし、あっという間の日々。おかげ様で長男も社会人として働いています。先月の育成会総会では体験発表をしました。一番の功労者は2才の頃から兄を気にかけてくれた二男かもしれません。
ちなみに彼は今、保育士として2才児を追いかけています。
                                                                成人部部長 田形昌子



田形昌子





  2015.3.20発行 機関紙「親の手この手」74号より

娘が二十歳になっておもうこと

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娘が昨年、二十歳になりました。早いものです。私たち親子に関わってくださった皆様すべての方にお礼を申し上げます。
娘が幼き頃の私は現実を受け入れることができず、先々に希望も持てず、嘆いてばかりの毎日でした。育成会会員の皆様なら同じような経験があるのでは?と思います。
娘が成人した今は、また違った不安や心配事が出てきていますが、物事を難しく考えないように、一人で抱えて悩まないようにして、周りの方に相談したり、愚痴を聞いてもらったりして生きていこうと思います。
娘が二十歳になった今、なんとかなったぞと昔の自分に伝えてあげられたら…と思います。
                                                             授産部部長 新美眞奈美


新美真奈美




  2014.12.20発行 機関紙「親の手この手」73号より

ホームページ、ご覧になりましたか?

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トップページではかわいらしい子どもたちが出迎えてくれています。明るく優しい色づかいの素敵なホームページです。毎月更新されますので、月に1度はアクセスしてみてくださいね。
私もわが子を産んだ時にパソコンで色々と地域に障がい児のための会はあるのかと探しまくりました。しかし当時はこのようなカラフルなホームページは少なく、気分的にも大変落ち込んだことを思い出します。今は、こんな素敵な育成会のホームページがあります。療育に悩むお母さんたちの一筋の光になればと願っています。 
学級部部長 永田恭子

永田恭子





 2014.9.20発行 機関紙「親の手この手」72号より

ぜひ、機関紙に目を通して!

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今年度から幼児部長として活動することになり、わからないことだらけで右往左往しています。そんな中で機関紙発行のお手伝いもさせていただき、役員委員の皆様の情熱に、大変驚かされました。内容の充実はもちろん、発行まで細かいチェックを繰り返し、発行にこぎつけたら、もう次号の企画を考える。
皆様どうか、ゆっくりお時間を取って、機関紙のすみずみまで目を通してみてください。お役に立てること受けあいます。
幼児部部長 毛利嘉苗

毛利





 2014.6.20発行 機関紙「親の手この手」71号より

お気軽に

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最近、孫と遊んでいると自分の子育ての頃の事がうかんできます。長男の障害が受けいれられず、将来も見えず不安で一杯でした。小学校4年生になり、なかよし学級に通いはじめたのが、私と育成会の出会いでした。育成会の先輩お母さんにどんなに助けられたか、話を聞いてもらうだけで安心感が持てました。その時の長男も32歳、私も年を重ねました。
お世話になった先輩お母さんの様になれたかは疑問です。
聞いてほしい事があれば気軽に声をかけて下さいね。
副会長 石神志津江

石神




 2014.3.20発行 機関紙「親の手この手」70号より

第2の人生

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会に入会して30年の月日が過ぎました沢山の先輩方が地道に積み上げて勝ち取ったさまざまな支援制度に感謝しながら、私でも出来る事があればと現在も頑張って会の仕事に奮闘していますが、そろそろ後輩にバトンを渡して役目を終わりたいと思っています。親も障害の息子も第2の人生の出発時だなと思い、未来に胸膨らませて活発な家族会議をしている今日この頃です。
副会長 首藤礼子

首藤礼子




 2013.12.20発行 機関紙「親の手この手」69号より

第46回東海北陸大会in静岡を終えて

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二日にわたった東海北陸大会、スタッフとしてお手伝いして頂いた会員はじめボランティアの皆様、ありがとうございました。私は26日の受付担当でした。お手伝いの説明もほとんど無い中、皆様の対応やその場の機転はとても良く、また当日のお手伝いの本人たちも一生懸命資料を配ってくれました。27日の大会終了後スタッフが両側に並び、帰る方々に笑顔で「ありがとうございました」と送り、東海北陸静岡大会は無事に終わりました。
副会長 勝岡節子

勝岡節子




      2013.09.20発行 機関紙「親の手この手」68号より

東海北陸大会に思う

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10月26日・27日に静岡市で開催される東海北陸大会を目前にして感無量の気持ちです。それは私が育成会活動に参加するきっかけになったのが二十数年前に静岡市で開催された大会のお手伝いをした事からだったのです。
以来、障害のある子供たちの生きがいのある生活を求め、働く場である小規模授産所、生活の場としてのグループホーム、余暇を過ごすための本人活動、エンジョイ等、育成会の皆様と共に走り続けてきました。
今年最大の育成会活動としての東海北陸大会を皆様のパワーを結集して成功させましょう。そこから若い会員の皆様の新たな育成会活動が始まると思います。
副会長 新井肇子

似顔絵 新井




 2013.06.20発行 機関紙「親の手この手」67号より

障害者虐待防止法

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障害のある人たちの人権を守るために施行された障害者虐待防止法。私達家族の中でも今一度問い直してみることが必要かなと思います。知的障害のある人たちの特性のように語られる、パニック・頑固などの行動は、その原因を探っていくと、自分の意思を汲み取ってもらえない結果としての表現なのではないかと思います。親は、一生懸命の育児の中で彼等の人権を無視していることはないでしょうか?こんな事を考えるきっかけにしたいと思います。
顧問 河内園子

河内様




  2013.03.20発行 機関紙「親の手この手」66号より

頼れる弟

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我が家には、自閉症の長男と7才下の次男がいます。小学校にあがる頃には立場が逆転。弟がいばって、兄を叱りつけるというかんじ。兄は弟の言いなりです。
今では、部活に塾に遊びにと多忙でかかわる時間が少なくなりましたが、いっしょにお風呂に入ってくれたりと面倒見がいい子です。
将来、兄が弟の負担にならないようになんとかせねば…と思いつつ、ついつい弟に頼ってしまう毎日です。
施設部部長 桜井昌子

櫻井





 2012.11.20発行 機関紙「親の手この手」65号より

共に分かち支え合う

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ロンドンオリンピック・パラリンピックの今年。
地球の反対側で行われている競技をリアルタイムで応援する為に寝る間も惜しんでTVの前で、狂喜乱舞していた。確実に翌日(当日?)の生活に影響が出たのだが、多くの感動とエネルギーを頂いた。
水泳・サッカー・レスリング・・・など、それぞれの選手一人一人が日々切磋琢磨し、体格で勝る相手と真剣に競技している姿、そしてチームワークにより、より良い結果がもたらされた。
仲間や家族の絆、結束の強さを実感すると同時に育成会の未来像を重ねてみた。
確実に時代は進んでいる。共に手を携えて分かち合う事で、また1歩進んでいけると信じている。
授産部部長 山梨華子


山梨華子




 2012.06.20発行 機関紙「親の手この手」64号より

あなたは龍をみたことがありますか?

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昨年訪日されたブータン国王の「龍は私達の心の中にいて経験を食べて成長する。だから日増しに強くなる。」このメッセージは、まだ震災で暗かった日本人の心に強く響きましたね。今年度から、私も学級部長として新しい経験をすることになりますが、心を成長させ強くすることができるでしょうか?評議員の皆さんと共に経験を食していくことに感謝し、お互いの成長を楽しみにしています。
学級部部長 山田雅子

山田雅子




 2012.03.20発行 機関紙「親の手この手」63号より

嫁ぐ娘へ

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台所に二人で立ち料理を作っている。ああ、こんな日が来るなんて・・・まだまだ先の事と思っていたのに・・・
「お母さんは、いつもお兄ちゃんの事ばっかり!!」そんな事を娘に言わせてしまった事を悔やんだ日が思い出されます。
とにかく、母として娘に伝えるには、長い時間が、かかりそうです。
本人支援部部長 石神志津江

石神




 2011.12.20発行 機関紙「親の手この手」62号より

息子の誕生日によせて

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10月は息子の25歳の誕生日でした。25年前、生後5か月の時発病し、後遺症として知的障害を背負うことになりました。当時現実を直視できない苦しさは、暗やみの中にほうりこまれた様でした。
そして、現在息子を育ててきて見えたものは、私自身の成長でした。忍耐、寛容、思いやり等々、又育成会の方々との出会い等。本当に大切なものを培わせていただきました。ありがとう!そしてこれからも宜しく。
施設部部長 松永幸枝

松永幸枝




 2011.9.20発行 機関紙「親の手この手」61号より

老犬介護

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我が家の愛犬ハーブ君(シーズー16才)は最近、ボケてきました。
吠えた事などなかったのに!!歩くのもままならないハーブは、吠える事で私達に意志表示をします。トイレ・水・食事と吠えるたびに世話をしています。
作業所から帰宅した娘も、寝るまでハーブの面倒を見ています。
夜中は私と主人が介護します。日々、弱っていくハーブを見るのは本当につらく、悲しいです。でも娘にとっては、目の前でハーブから、死という事を教えてもらっているのだと感じています。
一日でも永く我が家で生きてほしい。家族全員で精一杯の介護をする毎日です。
授産部部長 小川美恵子


小川




  2011.6.20発行 機関紙「親の手この手」60号より

文化祭へいこう!

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第1回、第2回と進歩を続けてきた育成会文化祭。
「団結したメンバーの笑顔が見たい!」この一心で第3回が開催される事になりました。より楽しい文化祭にする為、本年度も文化祭実行委員が会議を重ねています。
しかし、文化祭を成功させる一番の“力”は皆様のご協力にあります。
一人一人が「文化祭を自分たちで盛り上げる」気持ちで多くの方々のご参加をお願いします
10月30日(日)は育成会文化祭へ行こう!
第3回育成会文化祭実行委員長
   成人部B部長 田形昌子

田形昌子




  2011.3.20発行 機関紙「親の手この手」59号より

がんばりのもと

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特別支援学校の高等部に通う娘は、「今日はがんばらないと」という日の朝には、お気に入りの曲を聴きます。いつまでも聴いていて朝の支度が遅れ、おこられる日もあるので、逆効果だと思うこともあるのですが聴かずに出かけると調子がでないそうなのです。
そうかなぁZARDでテンションがあがるのか?と思いつつ、あなたが笑顔でいてくれるなら私も、がんばれる、と思う毎日です
学級部部長 新美真奈美

新美真奈美




  2010.12.20発行 機関紙「親の手この手」58号より

成人部Aの部長になって

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これまで育成会の会員とは名ばかりだった私が、今年、成人部Aの部長になりました。役員会、行事に参加するようになり、育成会の活動を支えてこられた役員の方のパワーと行動力に驚き、続けてこられた関係者全員に敬意を表します。
成人部Aの部長になり責任を感じておりますが、多くの会員の皆様と一緒に楽しみながら、この責任を一つ一つ果たして行こうと思ってます。これからも宜しくお願い致します。
成人部A部長 藤ヶ谷和代

藤ヶ谷




  2010.9.20発行 機関紙「親の手この手」57号より

安心して暮らせる街をめざして

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先日、機関紙部では地域におけるセーフティネットの座談会を行いました。ちょっとしたサポートで「障害のある人が安心して暮らせる街になったらいいのになぁ~。」を少しずつ形にしてきたものです。これ
までに5回の座談会を行ってきましたが、第3弾では、しずてつジャストライン様、第5弾ではユニー(株)アピタ静岡店様との座談会を行い、また静岡県発達障害者支援センターが医療従事者に向けたDVDの製作にも関わり、障害のある人が暮らしやすくなる為の活動をしている人と企業等をつなぐ取り組みをしてきました。
今後も安心して暮らせるための活動を続け、より良い支援体制を構築して行きたいと思います。
機関紙部長 杉山正子

似顔絵 杉山




2010.6.20発行 機関紙「親の手この手」56号より

出会い お仲間

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バイパス側道作業も早8年の年月が過ぎ、最初から作業に携わっている方々は10名あまり、この出会いとお仲間は私にとっては生き方をも変えた方々だと思っています。少し年を重ねてきておりますが、何時までも元気でバイパス作業の事業を支えてほしいと願っています。この出会いとお仲間の原動力が無かったら、育成会バイパス事業は此処まで続いては来なかった。
よき出会いとよき仲間に会えた事は自分自身の幅が広がったと思い感謝しております。
副会長 海野保江

海野




 2010.3.20発行 機関紙「親の手この手」55号より

障害者用トイレ

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障害者用トイレと言っても中身は色々です。息子の車イスはリクライニング付きでとても大きいです。車イスが入りきらない小さなトイレがあります。一方ベッド付きの広いトイレもあります。一般的には車イスは入るがベッドの無いものです。この場合、背もたれを倒してから使います。車イスには矯正用のスポンジもついているので狭く使い辛いです。体力と技で頑張る
しかありません。全ての障害者用トイレがベッド付きの広いものになる事を望んでいます。
成人部A部長 多田澄子

多田

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